同窓会会長あいさつ

岡崎高等学校同窓会

                    会長 増田 義彦

 

 岡崎高校同窓会会員の皆さま、あけましておめでとうございます。

令和 6 年の始まりは能登地震、航空機事故と緊張の続く異例のお正月となりました。

地震で被災された方々、事故に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。ま

た、連日、救難、復旧作業にあたられている方々には感謝をお伝えすると同時に安全

でご健康にご活躍されることを祈念しております。

 岡崎高校の同窓生にもご本人やご家族、ご親類、お知り合いなどが被災されている方

がいらっしゃるのではないかと危惧しています。被災された皆さまに一日も早く日常

生活が戻るよう願っております。私が入学した当時岡崎高校に赴任され、現在は輪島

市に住んでいらっしゃる恩師が被災されています。幸いお体は無事でしたが、ずいぶ

ん落胆しているご様子と伺い、同期で義援金や応援メッセージを送る活動を始めてい

ます。

 さて、ご挨拶が遅くなりましたが、私は昨年 6 月の総会で細井前会長の後を継ぎ同窓

会長に選任されました。前身の愛知県第二尋常中学校から始まった岡崎高校は、2 年

後の 2026 年には 130 年の歴史を重ねることになります。また、今年で愛知第二中学

校となって 125 年、新制の愛知県立岡崎高等学校となって 76 年になります。これま

でに 3 万人を優にこえる卒業生を輩出し、その卒業生の方々は社会を前進させる中核

としてご活躍していらっしゃいます。このような歴史ある高校の同窓会長にご指名い

ただいたことに身の引き締まる気持ちでおります。

 

 ここで改めまして、自己紹介をさせていたきます。私は、辰年生まれの現在 71 歳、昭

和 46 年(1971 年)3 月の卒業で高 23 回生になります。名古屋大学工学部応用物理学

科へ進学し修士課程を修了し、トヨタ自動車(株)に就職しました。仕事では、入社以長

きにわたりエンジンの開発(実験、設計、先行開発など)に従事し、その後、水素エ

ネルギー車の開発や技術開発全体のマネージメントなども経験させていただきまし

た。2010 年にトヨタ自動車を退任し、(株)コンポン研究所の所長や(株)豊田中央研究所の

代表を務めさせていただき、2017 年から学校法人トヨタ学園 豊田工業大学の理事長

を拝命しています。60 歳を過ぎてから博士論文を東京大学工学研究科に提出し博士

(工学)の学位をいただきました。

 もともと生粋の技術者ですが、大学理事長の現職では、大きく変革する時代を力強く

生きていく学生たちを育てることに尽力しています。とりわけ理工系学生が、これか

らの高度知能型 AI ロボットと協業し社会で価値を生み出し活躍するためには、人とし

ての魅力を持つことがますます重要になってきます。つまり、人間性の基本となる教

養や感性、創造性を身に着けていることが重要と考え、大学での人材育成を見守って

います。

 私が 15 歳から 18 歳の多感な時期に成長を育んでいただいた当時の岡崎高校の環境に

は心より感謝をしております。ご恩返しというのも僭越ですが、この同窓会が今後も

長く、「会員相互の親睦を図り、旧交を温める、かつ母校との連絡を緊密に保ち、母校

の発展に寄与する」ことができるよう、よき仲間が集う岡崎高校同窓会が持続するよ

うに尽力してまいります。皆さま、どうぞよろしくお願い致します。